田舎におろうちこめぇこと考ぐちょらんで、
いっどどま都会せ出っきっせ気張ってみらんね!

訳》地元周辺に留まろうなんて小さいこと考えてないで、まずは一度、この都会の空の下でやってみろよ!

自由がいっぱいの東京に夢見た
福島のイナカーモン!!

佐藤 航(2017年入社)
マンション事業本部 東日本マンション事業部
首都圏中央支社 東京南支店

俺の出身は福島県福島市だ。
地元は人が少なくて寂しいな。田んぼばっかりで人よりカエルの鳴き声の方がデカイんだっけ。けど、ごはんはうめえ!さっすが東北、ごはんはうめえんだ!だけど、おかずが少ねえ。東京の方がおかずが多くて最高だ。
そういや、東京ってば人が多いなぁ〜。福島じゃこんな大勢の人を一度に見ることはねえ。ファッショナブルな格好の人がいっぺえいて驚いたもんだ。異文化って感じだな。メイドカフェってのもあるし、東京ってとこは自由がいっぺえだ。
東北時代じゃ出逢えねえ人種に出逢えるのも、ここ、東京だ。東京には、東北だけじゃなく、関西や九州からも人が集まってくんだ。物怖じしねえ大阪人、声がデけえ熊本人、サバサバしてる東京っ子、俺のまわりにはいろんな人が居て毎日刺激を受けてるよ。
そうそう。気をつけなきゃならねえことがひとつ。東北では、あったことをそのまま伝えれば会話が弾むんだよな?だらだら話してても誰も嫌な顔なんかしたこたねえ。しかしよ、東京来たらいろんな人種がいるもんだから、会話にいちいち「オチ」をつけていかないとならねんだ。じゃないと「で?」とかって寂しいリアクションになっちまう。こいつはしんどい。でも、慣れてくればなんとかなんだ。
なにより、自分の可能性を広げてえんなら東京は最高だ。俺の場合、街作りがしたかったけど、福島じゃ街が作れね。都市開発は人がいないところじゃできねんだ。人がいて街ができる。それを叶えてくれるのも、ここ東京だと思ってる。
自分が成長したけりゃ一度東京で働いてみっぺ。したっけね。

そうさ、オレは東京に憧れた
山口のイナカーモン!!

眞鍋 匠(2014年入社)
マンション事業本部 西日本マンション事業部
西日本技術サービス工事部 関西工事企画推進一課

オレの出身は山口県防府市だっちゃ。
視界良好、見渡す限り田んぼ・畑・海・山、そしてデカイ空が広がっている。自慢は隣の家との距離が50メートルぐらい離れているところ。東京と違ってプライバシー守られまくりだ、凄いだろう。
しかしオレは、多くのイナカーモンが思い抱くように、大都会・東京に憧れた。テレビに映るお台場とやらの、なんとまぁオシャレなこと!!人気タレントが連日イベントなんかしちゃって、まったくもって同じ日本とは思えない。オレたちの町に来るのは、せいぜい営業で呼ばれたヒーロー戦隊ぐらいさ。いや、田舎には田舎の良さがあることは知っている。
しかし、東京ってやつは、自分が望めばいろんな“チャンス”が瞬時に手に入る。建築関係のシンポジウム、展覧会などスキルアップもそう、あとは……女性とか女性とか女性などのいろんな出会いもある!地元じゃ、道で会う人みんな顔見知り。刺激なんてあるはずがない。 いつかは地元に貢献したいという気持ちはあるが、やはり若いうちはこの大都会に揉まれるのもいい。
何より今は絶対に帰れない理由がある。オレは集合住宅の仕事がしたい!!なのに、地元にはそもそも集合住宅がない!!
やりたいこと、叶えたいことが東京なら叶う。
お前らも地元周辺に留まろうなんて小さいこと考えてないで、まずは一度、この東京の空の下でやってみろよ!

なにさ、アタシはアンチ東京だった
福島のイナカーモン!!

片山 ゆきえ(2015年入社)
マンション事業本部 北関東支社 建築施設管理課
兼 東日本技術サービス管理部 北関東建築施設管理課

アタシの出身は福島県郡山市。
空気も食べ物もおいしいし、親切で優しい人たちがいっぱいの地元が大好きだった。大学で隣県の栃木には出たものの、これまでと同様の行動範囲。まさか就職して東京に出てくるなんて思ってもみなかった。だって、東京といったら水も空気も悪そうだし、美容室だって5,000円以上かかるのは当たり前。それにあの満員電車。これはもう耐えられない!!気取ったインテリ風が多そうだし、いつもストレス抱えてイライラしてそうだし、せっかちな人が多そう!
東京に住んで数年経っても、このイメージあながち間違ってないと思う。そんな全然いいイメージのない東京だけど、なんでアタシがここにいるのかというと、進路についてものすごく迷ったから。
田舎にいたって就職ぐらいできるだろうし、実家なら貯金もできたはず。定時に出社して定時に帰宅して、土日はたっぷり休んで……なんて過ごせたかもしれない。でも、各地から人が大量に集まり、人々が目まぐるしく動いている「東京」という不思議な街だからこそ得られるメリットもある。
忙しい日々の仕事量、いきなり大きな仕事を任されるプレッシャー、時間との戦い、人とのコミュニケーション。田舎にいたら経験できない厳しさがある。飛び込まないと、追い込まないと、自分を成長させられないことがある。“迷ったら難しい方を選べ”というのが持論。
若いうちしかできないことをやるべきだよ。
人生という時間の中で、何が残せるかだからね。