「シンプルに負けず嫌い」!! でも、
自分を誇らしく熱く語れるものが何もない

大学在学中は建築学を専攻し、中でも建築環境工学という“人よりちょっとだけ変わった”学びをした彼女。「人間は夢中になっている時に室温や気温など温度を感じにくいのではないか、という研究をしていました」と話す。こだわりの強そうな専攻だけに、さぞかし自分プロデュースをして生きてきたのではないかと思いきや「夏のインターンに行った時に出逢った人事の方が『今までこんな経験をしてきて、俺の人生って面白いんだぜ』と熱く語っているのを聞いた時、自分はそんな風に熱く語れるような“やりきった感”はなかったと気づかされました」と言い、そこで改めて自分の性格を顧みるきっかけになったそう。内気であるのは認めるが、負けず嫌いで誰よりも努力する自分がいるではないか。人の目を気にしてしまうタチではあるが、それが原動力になっているではないか。そんな頑張り屋であるという「自分のいいところ」は評価しつつも、「やりきった」と誇れる経験値が乏しいことに気づく。

─で、どうあり隊?

「 自分、見 」ツケテいこうぜ!
人の目を気にするより、自信をつけていきたい!!

負けず嫌いな性格が、時に“裏目”に出ることもあるようだ。本来の自分は「のんびり屋で内気」であるため、それを人には見せないようにする。だからこそ「失敗がないように」「完璧をめざし」「評価を気にする」のだと言う。これである程度カバーしていたつもりだったのだろう。しかしそれが“裏目”なのだ。人の目を気にするがあまり「やりきった感」という満足が意識下になかったのだ。「まずどうありたいかの前に、どうしたいのか自分と会話をするようになりました。休日の過ごし方も、結果的にだらだらとしてしまったとしても、だらだらするぞ!と決めたのならそれでいい。面倒でも着替えて外出し自分を磨くためのアイテムを探しに行くなど意志を持って行動することで、今までの弱かった部分を強化できるのではないかと思います」と語る。それを踏まえて、どうありたいか。「自分も楽しむことができ、その上で人に信頼して頼られる人になりたいですね」

どんなお仕事!? 
どうあり隊!?

工事部に所属する彼女は、経年劣化した分譲マンションにおいて、あらかじめ策定された長期修繕計画を参考に実施される大規模修繕工事に携わっている。工事現場の品質・安全を監理するのが基本業務。施工者とお客様の間に立ち、平たくいえば“受注者と発注者の橋渡し役”と“第三者目線でのチェック機能”という役割を担っている。工事計画の段階から双方の意見を調整し、工事状況を自分の目で見て確かめ、お客様に報告することなどを任されている。「入社当初はとにかく必死でしたが、現在は自分が担当する事でどうすればより良い工事をお客様に提供できるかという事に意識がいくようになりました」。当然そこでも負けず嫌いの性格を存分に発揮し、「もちろん事業会社なので利益の確保は必要です。でも、その先にある『安心』や『信頼』という安定感は、経験値や人間性の成熟によるものだと思っていますので、数字を追いながら、人と人がつながっていることをしっかり理解して仕事ができる人になりたいですね」