型にはまることが大の苦手
静かなる反逆者はスルメがお好き!?

一見、まじめなイメージ。しかし後沢という女性の中身は…“ROCK”だ。「型にはまったことが嫌い。周りに合わせることが苦手。自分に素直でいたいんです。」と話す彼女は、幼少期から周りに流されない人生の選択をしてきた。好きなキャラクターは、アンパンマンではなくホラーマン。好きな食べ物は、ハンバーグではなくスルメ。アイドルグループを見ると、センターよりも端の立ち位置に目がいく。まさしくそれは、既存の秩序には順応しない、ロックの反逆心そのものだ。大学時代は、全国的にもレアな「フロアボール(ネオホッケー)」という競技に夢中になり、毎日体育館で汗を流した。「『変なスポーツ』と周りに言われ、一時期は流行りの服を着て、いわゆる普通の楽しい大学生活を体験してみたこともありました。でも自分の気持ちに嘘はつけなかった。すぐにまた、大好きなフロアボールに打ち込む生活に戻りました」。かつて、かのキース・リチャーズは「カッコよくなりたいと思った時点で、カッコ悪い」と語った。自分がカッコいいと思ったことだけに素直に従う。そう、後沢という人間の生き方はカッコいい。

─で、どうあり隊?

「 素の自分、見せ 」ツケテいこうぜ!
この会社で自分らしく成長していきたい!!

就職活動では、昔から興味があり、大学時代に課外活動として行なっていた「まちづくり」ができる仕事をと、行政や金融機関への進路に目を向けていた。しかし、就活逆求人アプリを通じてたまたま出会った大和ライフネクストの採用担当者の話を聞くうちに「この会社なら、素の自分のままで働くことができるかも」と思い、まったくノーマークだった不動産管理業界へ足を踏み入れた。「会社や事業に興味を持ってもらおうというよりも、ひとりの人間として就活生に接し、私たちの個性を引き出したいという印象を受けました。この会社で自分らしく成長していきたいと心から感じることができました」。現在は法人向け社員寮『エルプレイス』の管理・運営を担当する部署に所属し、不動産オーナーや企業の人事部との折衝をこなす彼女。「この仕事に就いて、寮のイメージが変わりました。これからは地方にもどんどん進出できるビジネスモデルだと思いますし、それが当初志していた『まちづくり』という事業にもつながっていくかもしれないと、やりがいを感じています」。ありのままの自分を出せる環境で今を生きる彼女の瞳は、美しい輝きを放っていた。

どんなお仕事!? 
どうあり隊!?

不動産オーナーから借り上げた建物を、企業の社員寮として活用するエルプレイス事業のうち、借り手となる法人顧客への営業活動や建物の不具合の対処、入居するお客様対応などを手掛けるのがファシリティコンサルティング事業本部エルプレイス運営課の仕事。「企業の人事部に営業に行くと、それぞれに福利厚生や社員への考え方が違うことがわかる。常に新しい発見があって、なかなか楽しい仕事です」と彼女は語る。時には個人の不動産オーナーの方に自分の畑で採れた野菜をおすそ分けしてもらったり、一緒にゴルフに行ったりと、温かい交流もあるという。素直な気持ちのまま、お客様に接することできることが、最高の魅力なようだ。