高品質を生み出す仕組み

データベースの活用と秒単位での緻密な業務設計

全国約3,200施設の管理データベースを駆使し、そこから予測できるトラブル対処を盛り込んだ業務手順書を作成。また、業務手順書では業務を細分化しており、全スタッフが同じ品質でサービスをご提供できる体制を整えています。
例えばホテル管理業務では、スタッフの業務内容を約80項目に細分化し、それぞれにかかる時間を秒単位でシミュレーション。さらには、それに基づいた透明性の高いお見積りの算出も可能となります。
 

各種セミナーの実施とフォローアップ研修

各種セミナーや研修を通じて、建物の品質維持・向上についてのノウハウを身に付けた人材が建物を担当します。
また、消防OBや警察OBの指導員による「防災訓練セミナー」「警備員研修」などを実施し、管理建物の特性に合わせた安全管理の知識を学んでいます。
そのほか、建物利用者の満足度を高めるべく、従業員を対象にしたマナー研修なども随時開催しています。



 

作業品質の見える化とインスペクションチェックの実施

各スタッフの作業品質をABCにランク分けし、Aランクに至るまで定期的な業務習得度チェックとトレーニングを実施しています。
トレーニング記録は個人別のカルテに記入。ミスの傾向を分析した後、スタッフ本人へフィードバックします。
そして業務の内容を第三者的な立場からチェックするインスペクターが記録したインスペクションシートをもとに、向上心とモチベーションのアップにつながる研修を行っています。
ホテル管理においては、客室整備において0.1%程度の不備発生率を実現しています(1,000室の清掃で不備1件)。
 

現場からの改善提案「私の提案シート」

多くの現場担当スタッフが、現場での気づきをもとに、改善や工夫したことなどを「私の提案」として提出。毎年新しいアイデアが誕生しています。
優秀なアイデアに対しては、「私の提案大賞」として月間・年間で表彰し、モチベーションアップにつなげています。
2022年度は、月間賞177名、年間大賞75名の受賞者を輩出しました。
また提出された「私の提案」を参考に、実際に他の現場で活用したときには「私もやってみましたシート」に記入。それぞれがプラスαのアイデアを付加することでブラッシュアップを図っています。