地震等による建物の被害事例

現在のマンションで起こり得る建物被害を理解しましょう。

耐震設計の変遷

現在の耐震設計について

建築基準法は、科学技術の進歩や、過去の大きな地震災害を教訓にして、少しずつ見直されてきています。1981年に、新耐震基準の考え方として、大規模な地震(震度6強から7程度)に対しても、外壁の損傷などは発生するものの人命に危害を及ぼすような倒壊などの被害を生じないことを目標に改正されました。

被害の種類について

建物被害は大きく分けると2つあります。主要構造部の被害と非主要構造部の被害です。
建物本体は柱や梁などの主要構造部により支えらており、この部分の損傷は建物の倒壊にもつながりかねない重大な被害です。
柱と柱の間の壁などの雑壁と呼ばれる部分は、たとえひび割れなどがあっても倒壊などには結び付きません。
 
※同じ鉄筋コンクリート造でも上記のようなラーメン構造と壁式構造とでは、主要構造部の考え方が異なりますのでご注意ください。


主要構造部である柱の損傷
雑壁の損傷
外壁の損傷
エキスパンションジョイントの損傷
塀・外構の損傷

主要構造部である柱の損傷

 
建物の主要構造である柱部分が大きく挫屈している。

雑壁の損傷

 
雑壁に入ったヒビ割れ。

雑壁に入るヒビは大きく斜めに入るケースが多い。

外壁の損傷

 
外壁タイルの浮きはがれ。外壁タイルの落下の危険があるので注意が必要です。

エキスパンションジョイントの損傷

 
建物と建物を接合する通路などのエキスパンションジョイントが損傷している。この場合、注意や立ち入り禁止を促す措置が必要です。

※エキスパンションジョイントとは:
地震のゆれによって建物本体がゆがみますが、1つの建物が横に大きいほど、ゆがみが大きくなり柱や梁などの主要構造部への被害が大きくなります。そこで1つ1つの建物を小さく区切ることで、ゆがみを小さくし被害を抑えます。この区切られた建物と建物をつないでいるのがエキスパンションジョイントです。

塀・外構の損傷

 
隣地との境の塀が崩れたり、建物と外構に段差ができる。
二次被害を防ぐための立ち入り禁止や通行時に注意を促す措置などが必要です。
 

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