大和ライフネクストが創造する「未来のマンション管理」
私たち大和ライフネクストは、「省力・省人・省コスト」を目指し、最新のIT技術を活用した新しいマンション管理サービスの開発を推進しています。
人のチカラとITの融合で、より豊かなマンションライフの創造を目指しています。
新型コロナウイルス感染拡大以降、
高まるオンライン需要と3密対策に向けた協議サービスを開発
新型コロナウイルスの感染拡大以降、対面による長時間に及ぶ3密状態での会合が難しいため、当社が提供するWeb上でのマンション理事会開催・質疑応答・決議を可能とするWeb理事会システムの導入に関するお問い合わせが多数寄せられました。当社では、当社管理受託マンションに限定したサービスとして「Web理事会サービスR」を提供しておりましたが、当社管理受託以外のマンションでもご利用いただけるよう、新しいWeb理事会システムとして、「リモ・アーボ」を株式会社ラージヒルと共同で開発しました。
オンラインで協議・投票、協議録が可能「リモ・アーボ」
オンラインによる会合開催は、「全員が時間をあわせて集まるのが難しい」「ネットワーク不安定や音声トラブル等が発生し協議しにくい」等、参加者や主催者側の「お困りごと」がありました。本システムでは、これまで2時間程度が一般的だった打ち合わせ時間を、10日間などの「期間」で設定することで、参加者は好きな時間帯に、好きな場所から、議題に対する質疑応答や投票をチャット形式で行え、参加者間の共有も容易になります。また、議論した内容は自動でPDF化され、協議録作成の手間も軽減することが可能となります。
今後もウィズコロナ時代のマンション管理を支えるサービスとしてご活用いただけるよう、取り組んでまいります。

「管理員がいないとできないお困りごと」を解消。
無人受付システム導入でマンション居住者様の利便性と資産価値の向上へ
マンション受付窓口での各種申請書類の授受や共用施設・駐車場の申し込み受け付け、お問い合わせへの対応など、居住者様への応対は管理員業務の中で大きな割合を占めています。そのため、管理員の勤務時間外や休務日に居住者様が不便を感じられているというお声をいただくこともあります。
セントラル警備保障株式会社とコムシス株式会社が開発した「無人受付システム」は、管理員不在時も、各種お問い合わせや手続きを可能にするサービス。当社が管理を受託するマンションでの実証実験における検証結果をもとに、更なる改良を進めることで、各マンションに実装することを目指しています。
管理員不在時でも、有人受付と同じようにサービスを受けられる
本システムではマンションに設置した端末から次のような機能の利用が可能になります。
・各種申込書の取り寄せ、プリントアウト
・付属のスキャナーを利用し、各種申請、駐輪場・駐車場の利用申し込み提出
・集会所利用予約および鍵貸し出し・返却を鍵管理システム管理。(キーボックスには防犯カメラ機能と返し忘れ機能を搭載)
・最新の掲示板案内事項をデジタル表示
・台風などによる自然災害の注意喚起や避難場所を緊急表示
・住まいや緊急時のお困りごとなどに対応する各種サービスの連絡先をお問い合わせ先一覧から閲覧、印刷
・防犯カメラ内蔵でいたずら等が発生した場合には迅速に状況を確認
従来はマンションに掲示していた書面も電子化することで、タイムリーな情報提供が可能に。書面出力や掲示の手間がなくなるなど、利便性向上も期待できる。


実際の操作画面

申請書印刷・提出が可能

鍵管理システム
非接触・非対面型のマンション管理を推進。
ウェアラブルグラスを使用した作業支援・管理員研修を導入。
ウィズコロナ時代では、マンション管理業界でも現場での3密を回避し、非接触・非対面型の管理業務が求められています。また、新人管理員の研修についても、従来の集合型研修を見直し、オンラインを活用しながらより効率的な研修プログラムの構築が課題となっていました。
3密を避けて研修を実施
当社では、ウェアラブルグラスを使用した現場作業支援や管理員研修の実用化に向けた取り組みが進められています。ウェアラブルグラスとはメガネ型の中継機器であり、両手で作業しながら、目線と同じ位置に装着した端末の内蔵カメラとマイクで取得した音声を遠隔地に共有、双方向通信が可能です。同じ空間に集合することなく、遠隔地から作業支援や業務指導が可能になります。
管理現場での課題や目的にあわせたウェアラブルグラスの実用化に向け、検証とサービス開発を進めています。



マンション・ビルにおける点検業務の省人化を目指して
マンションやビルの設備点検作業は、作業員の経験に基づいた感覚を頼りに行われているケースが多く、また報告書の手書きなどアナログ作業も発生しており、点検業務のデジタル化による作業効率の向上が課題となっています。
当社ではそのような課題の解決とさらなる品質向上を目指した取り組みとして、日本ユニシス株式会社と提携し設備の遠隔監視モニタリングサービスを試験導入しています。
設備の遠隔監視モニタリングサービス
遠隔監視モニタリングサービスは、マンションやビルの各種設備にIoTセンサーを取り付けて、常時設備の状況を監視できるサービスです。センサーデータを収集・監視することで、設備点検の省人化・省力化を図るとともに、機械の異常を早期に発見し、事故を未然に防ぐことを目的とし開発されたサービスです。
設備点検の省人化だけではなく、設備の運転状態を常時モニターすることで、さまざまなトラブルに対して早期の対応が可能となります。また、人からシステムに移行することで管理品質の向上を図ることができます。今後は、蓄積されたデータを基にした設備異常発生時の分析と予防のため対策を講じることにより、トラブルや故障発生の未然防止を図ります。
当社では日本ユニシスと共に、継続的な導入範囲の拡大を通じて取得したデータを分析し、建物管理設備の故障予兆検知に取り組んでまいります。

快適なマンションライフを守る防犯サービス
日々安全で、安心できる生活を送るためには、防犯サービスも重要です。「不審者侵入対策として巡回を増やして欲しい」「駐車場・駐輪場のセキュリティ強化や警備のIT化を検討したい」「管理員不在時や夜間は防犯面が心配」といったお客様の声にお応えできるよう、当社では最新の遠隔防犯システムを活用した管理対応を行っています。
遠隔画像巡回サービス
遠隔画像巡回サービスは、マンションに設置した防犯カメラの画像を警備会社が遠隔から目視巡回し、敷地や建物内に異常がないか確認するものです。異常事態が発生した際は当社と連携し状況に応じて適切に対処します。管理員不在時や深夜・早朝、火災時でも敷地や建物内の状況をタイムリーに把握し、お客様の安全を守るほか、有人警備の費用削減にもつながります。

画像解析サービス
画像解析サービスは防犯カメラで検知エリア等を設定することで、不審者の侵入や特定の行動を解析、異常時は警備会社に自動送信します。警備会社は受信後、遠隔威嚇アナウンスや緊急出動などの対応を行い、当社と連携して適切な対処を講じます。
今後は分譲マンションだけでなく賃貸マンションや商業ビルなどへの導入も検討を進めてまいります。
