大規模修繕工事は、3つのステップに分けて考えることができます。
それぞれの段階に調整作業や決定事項など、たくさんのイベントが存在しますが、
豊富な知識と経験を持つマンション修繕工事のプロが責任を持ち、
安全で高品質な工事が行われるよう管理組合をバックアップします。
調査共用部分(歩行可能な範囲)を巡回しながら、目視や打診棒を使い劣化状況を見極めます。
各バルコニーに入り、劣化状況を見極めます。建物の方角や階数により劣化状況が異なるため、バランスよく立入り住居を選定することが必要です。
コンクリート中性化深度測定、外壁タイル付着力測定、塗膜付着力測定、シーリングダンベル試験など建物の一部を抜き取り調査するケースもあります。
お住まいの皆様にアンケート用紙を配付し、不具合箇所の傾向調査を行います。
上記調査の結果を基に「調査診断結果報告書」を作成します。
建築系修繕工事に該当する一般事項を記載します。
お客様のマンションに該当する各部位の工事方法、使用材料、塗布量等の詳細を記載します。
現地調査および竣工図面等から修繕箇所の数量、面積等の工事数量積算を実施します。
弊社独自の工事単価より、「予算書(概算工事費)」を作成します。
建物調査診断業務で作成した改修基本計画(仕様書・予算書)の内容を、管理組合独自のアイデア等を考慮して、内容を調整する業務です。
公募要領書を作成し、業界紙への広告掲載や居住者からの公募等、様々な手段で施工会社を募集します。各社からの見積り取得後、書類審査、見積比較審査、最終面談を経て、信頼できる施工会社を決定するお手伝いをします。
着工前に施工会社と工事範囲などの確認を行います。また着工に先立ち、施工会社が主催する工事説明会の資料の事前確認・指導・立ち会いを行います。
現場の定例巡回を行い、月に1回「施主定例会」を実施します。さらに定例会までに行った工事監理と各種検査の報告を行います。ひび割れ補修の調査や足場解体前検査、工事竣工検査などの重要な検査の際には、複数の検査者を動員することで抜けや漏れを防ぎます。
引渡しの前には、最終的な検査を行います。竣工検査時の指摘箇所の是正確認はもちろん、最終報告書の確認も実施します。また施工会社とは別に、監理会社として監理業務報告書を作成します。
施工会社によるアフター点検(工事完了から概ね1年後)に立ち会い、その状況を確認。必要に応じて施工会社に指導を行います。以後のアフター点検を施工会社のみで実施するための指導も行います。
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