リノベーション工事の実績

柱・壁の増強で耐震基準値をクリア。建物オーナー・テナント双方にとってメリットの大きい耐震改修。エントランスリニューアルも実施

ビルの耐震診断を4社競合の中から弊社を選んでいただいたことがきっかけで、耐震改修工事と1階ファサード変更の提案をする機会に恵まれました。特殊耐震改修工事で、技術力が求められるHP工法を採用、建物の構造を大幅に変更することなく耐震基準値をクリアしています。1階のエントランスについては、バリアフリー化とスタイリッシュなデザインを同時に実現させるべく、パースを何度も練り直し提案。消費税増税前の2019年3月に請負契約を締結できるようにハイスピードで準備に当たり、工事受注につながりました。技術力、安全管理、工程管理、ビル利用者への配慮について、発注者とビル利用者から高い評価を頂く事が出来ました。

住所/大阪府大阪市淀川区 用途/オフィスビル
階数/11階建
建物竣工/1974年       工事施工/2019年

 
ビルエントランス (AFTER)
ビルエントランス (AFTER)
植え込みを撤去、スロープを設けて車いすで直接アプローチできるように改良、スタイリッシュな印象に生まれ変わりました 。
耐震化改修:建物意匠的に大幅な耐震補強をせず、隠蔽部のみの補強工事により耐震基準値をクリア。一般の補強工法よりもスッキリとした印象です。

想定外の事案にも改修工事のプロとして技術力・根気・熱意で対応

たびたび直面する「想定外」事案、改修工事では避けて通ることはできません。しかも、ビルが稼働している中で、工事を進めなければなりません(本オフィスビルは年中無休)。今回の工事でも着工1ケ月もたたないうちに地中障害物が出現、その処理に約1.5か月もの時間を要してしまいます。
ビル使用者への配慮・安全を第一優先とし、工期や品質を守るために工事調整に苦労を重ねた担当者。技術力はもとより、このオフィスビルにかかわるすべての人に喜んでもらいたい、根気と熱意が期間内に工事を無事に完成させました。

築23年の社宅をコミュニティ型賃貸住宅へリノベーション

数多くの賃貸住宅を管理・運営する当社のアイディアと、既成概念にとらわれない自由な発想の融合を求めて産学連携のプランニングを立案。共用部であった集会室をコミュニティ空間へリノベーション。ボルダリング、ボールプール、秘密基地、本格的なキッチンも整備しました。オープン以来毎日のように子どもたちの笑い声が響き、マンション住民以外の親子も訪れるため、人が集まりすぎるほどの空間になっています。2019年1月には餅つき・百人一首イベントも開催、コミュニティの和が広がる賃貸住宅として脚光を浴びています。

住所/神奈川県相模原市 用途/共同住宅
階数/4階建       延床面積/2679㎡
建物竣工/1996年       工事施工/2018年11月

集会室を超人気コモンスペースヘ再生、小規模賃貸住宅にコミュニティ形成という付加価値をプラス

集会室(BEFORE)
集会室(BEFORE)


コモンスペース(AFTER)
コモンスペース(AFTER)

専有部にも産学連携のアイディアをプラス、周辺相場より高い賃料での稼動を実現

専有部は、築23年の家族向け社宅のため、間取りもデザインも古い印象が否めませんでした。そこでコモンルームと同様に、産学連携プロジェクトによる新しい賃貸住宅のスタイルとデザインを考案。アクセントカラーの壁はマグネットシートを採用しているため磁石を使って写真やアート作品などを自由にアレンジでき、木の質感やぬくもりが感じられる造作棚など、デザイン性と機能性を兼ね備えた空間に仕上がりました。周辺相場よりも高い賃料設定で稼動、賃貸住宅バリューアップの成功事例となりました。
 
専有部(Beore)
専有部 (BEFORE)
 


専有部 (AFTER)
専有部 (AFTER)

築20年の社宅契約満了にともない、建物のフルリノベーションから一般向け賃貸住宅としてのサブリースまで資産運営をトータルに提案

約20年間の社宅契約が満了、老朽化した集合住宅を今後どのように活用していくか。駅に近い恵まれた立地を活かした事業計画を複数の会社が建物オーナー様に対して提案、フルリノベーション工事からサブリース契約まで当社を選んでいただきました。ワンフロアのみ3Kから2LDKへ間取変更を検討されていた建物オーナー様に対して、全フロアの変更を提案。キッチン・洗面台・ユニットバスなどの設備も交換、実績豊富な当社の工事提案や内容、工事金額も評価をしていただきました。再生された住宅は新たな収益を生み出しています。

住所/千葉県市川市      用途/住宅

階数/3階建       延床面積/2,586㎡

建物竣工/1998年       工事施工/2019年


集会室(BEFORE)
エントランスホール (BEFORE)
築年数が経過した賃貸マンションの感が否めません。薄暗い印象で、宅配ボックスもありません
 


エントランスホール (AFTER)
グリーンをあしらった壁にライトアップを施すことで暗かったエントランスのイメージを一新、我が家に帰り着く度に入居者の方が自慢に思っていただけるような空間に仕上げました。宅配ボックス一体型メールボックスで機能性も向上しています。



キッチン(BEFORE) 
 


 

キッチン(AFTER)
賃貸マンションとしてはグレードの高い人造大理石トップ、オールスライド収納のシステムキッチンに変更。
マガジンラックや豊富な収能力を備えた造り付けのカウンターを新設。
 


洋室(AFTER)
和室をなくして、すべてクローゼットを備えた洋室に変更
 

築43年の従業員寮44室⇒60室へ、建築から設備まで全館再生。コストを抑え、時代に沿った多様な暮らし方を提案

築43年の社員寮を全面リニューアル。老朽化が進んだ家族・単身者向けだった寮をどう活用していきたいか、お客様の将来の採用計画・方針を見据えた形で「シェアルーム」・「Dinks」・「家族寮」・「単身寮」の混在型の寮への再生を提案。社員がより働き易くするために、暮らしやすい生活の場を提供できるよう、デザインや間取りの変更だけでなく、設備投資を抑えるための給湯器共用利用、セントラルヒーティングによる暖房機能の向上、全戸低圧受電での電気容量増化など、費用対効果を考慮した機能面での向上を図りました。

住所/北海道札幌市南区  用途/共同住宅55室

階数/4階建        延床面積/2,003㎡

建物竣工/1975年    工事施工/2019年3月



外観(BEFORE)  
 



外観(AFTER)  


インバウンド増加に伴うホテル建設ラッシュの続く地域で、御施主様も同エリアに新規ホテルを計画中であり、寮室数の増加が必要な状態であったため、用途変更を伴わない形での室数増加を提案。
室数を増加した分、各戸の部屋面積を減らすこととなったため、ランドリーを外出しで各階段室毎に設置し、寮生のコミュニティスペースにもなるよう計画しました。
 

 

専有部・共用部の建築・設備・電気を全面リニューアル

建物は築43年の単身者・家族向け寮であり、全体的な老朽化が顕著に進行していたため、今回の工事計画では内外装はもちろんのこと、専有部の給排水配管、電気配線の大部分を更新する計画としました。旧耐震構造の壁式鉄筋コンクリート造なので、構造耐力を痛めない改修計画とするために配線・配管ルートのプランニングを詳細に行い、空間を広く取りつつ、すっきり見えるレイアウトを実現しました。
 

 
専有部(BEFORE)
  


専有部(AFTER)
  
シェアルームタイプのキッチンと、単身タイプの居室空間および水廻り

経年劣化した工場屋根改修 断熱材を挟み込んだダブル折板で漏水リスク減少と省エネルギーを同時に実現

屋根からの漏水が発生、工場稼動にもリスクが伴うため屋根全面張替えの相談を受けました。屋根を全面張替えとなると建築基準法における大規模な模様替えに該当、確認申請が必要になると屋根改修以外の改善工事が大規模になってしまうため、代替策となる改修工法を推奨しました。遮熱塗装では漏水リスク低減に限度があり、かぶせ工法でのダブル折半屋根改修工事を提案。構造上の課題が残るので、構造計算を踏まえてかぶせ工法での改修工法が耐えうる状況であることを確認し、ダブル折板改修を採用頂きました。漏水リスクを無くすだけでなく、遮熱効果による省エネルギー対策も得られるので、工場運営においてはメリットの高い改修工事とすることができました。

住所/千葉県      用途/工場

階数/2階建       屋根施工面積/約3,600㎡

建物竣工/1983年       工事施工/2018年5月


工場側に工法と見積もりを提案した会社は、弊社だけではありませんでしたが、新旧折板屋根の間に断熱材を入れる提案は弊社のみでした。遮熱効果を向上させることで、省エネルギーも実現しています。
漏水が発生しやすいベンチレーター周りはしっかりとした施工品質を確保しています。

 

稼働率が低下していた寮を高稼働へ導いた内外装フルリノベーション

稼働率が低下している寮においてハード・ソフト面での査定を行い、再生する為のリノベーション工事を企画。近年の企業ニーズと利用者となる企業社員の利用シーンを織り込み、健康に配慮した食事サービス、コミュニティ醸成を図るキッチン・イベントスペースをセットアップ。地方から就職される新入社員のご家族にも安心して頂ける企業寮にすることで法人企業の採用活動にも差別化を図れることを目的としました。これを実現するため当社が一棟マスターリース契約を行い、サブリース型企業法人寮として運営を開始。これまで積上げてきた当社が持つ多数の企業寮運営ノウハウと法人企業ルートを活用したリーシングにより、リノベーション後わずか2ヶ月で稼働率を90%台まで引き上げることができました。

住所/東京都江東区     用途/企業寮311室
階数/11階建       延床面積/8,933㎡
建物竣工/1993年11月   工事施工/2016年3月

 

 
寮生の健康に配慮した食事提供サービス。広々とした食堂は、様々な企業に勤める寮生同士のコミュニティが広がる空間になっています。

社員寮4室をサテライトオフィス2室へリノベーション 子ども連れで仕事ができる空間へ再生

社員寮26室を2018年4月1日から利用するための工事を当社で実施しました。22室を原状回復、残りの4室については2室のサテライトオフィスに変更するご要望でした。サテライトオフィス新設にあたり、リノベーション工事だけでなく、オフィス内什器ひとつひとつの選定まで一括して請負、空間をトータルでプロデュース。さらにサテライトオフィスのひとつは、子ども連れで仕事ができる空間として立案。子どもの遊び場スペースを確保、子どもがお昼寝もできるように簡易ソファベッドを設置しました。4月に寮生を迎えるだけでも企業側担当者の方の作業は膨大です。22室の原状回復工事、4室→2室へ用途変更、オフィス内什器の選定まで当社1社に任せていただいたことで、担当者の方の負担を軽減することができました。

住所/神奈川県川崎市  用途/企業寮94室
階数/3階建      延床面積/2,374㎡
建物竣工/1993年    工事施工/2018年1月

 

寮室4部屋(BEFORE)  





サテライトオフィス2室へ(AFTER)
 

サテライトオフィスのうち、子ども連れ対応の1室です。
子育てと仕事を両立する時代のニーズを反映したリノベーションとなりました。

管理会社ならではのきめこまやかな提案 賃貸マンションの外壁・防水他修繕工事

住宅地としても高い人気を誇る杉並区に、隣接して建つ2棟の賃貸マンションがあり、同じオーナー様が所有、2棟とも当社が管理業務を請け負っています。うち1棟で外壁・防水他修繕工事を実施。外壁については足場を建てないと劣化具合が正確に把握できないため、想定金額で請負契約を締結、実際の工事に入ってから劣化具合を調査して実数精算するのが通常の手法です。
本工事では、調査の結果、劣化箇所が想定より少なく工事代金に余剰が出ることが判明。余剰金を返金することも可能ですが、今回はこの余剰金を使って入居者から挙げられていた要望を解決できる工事を3つ提案し、実施にいたりました。オーナー様には、工事全体の仕上がりだけでなく、入居者の声に耳を傾けていないとなかなか気付かないきめこまやかな工事提案にも満足していただけました。

住所/東京都杉並区  用途/賃貸マンション34室
階数/7階建      延床面積/2,501㎡
建物竣工/1997年   工事施工/2017年12月

 

外壁修繕工事完了後(AFTER)
今回実施していただいた工事は外壁・防水他修繕工事ですが、これまでもTVモニター付インターフォン全戸更新、増圧直結給水方式変更など数多くの工事を実施させていただいています。入居者の方の要望を的確にとらえ、オーナー様の賃貸運営を考慮した上で、工事を提案。管理会社であると同時に賃貸運営のパートナーとしての関係を構築している実例です。
 

余剰金で実施した工事

①一般車敷地内乗上げ防止
マンションの駐車場に一般車がたびたび乗り上げていました。植栽を追加することで一般車の侵入を防止しました。
 

②サブエントランスドア改良
自転車やバイクを押しながらドアを開けるのが大変という声が多く、ストッパー付に改良。ドアを開けると一旦停止するため、使いやすくなったと好評です。
 

③増圧ポンプ前に防犯砂利
当該ポンプ前の空間は配管が通っているため植栽もできず、土がむき出し状態でした。ぬかるみを防止、防犯機能も果たす砂利を敷詰めました。
 

災害対策用非常電源設備(蓄電池設備)を全国22拠点に短期間で設置 2018年9月の北海道胆振東部地震停電時に力を発揮

災害時に速やかにインフラ復旧ができるようなBCP対策として蓄電池設備を短期間で22拠点に導入したいと突然の依頼が入りました。お客様の完了希望は3月末。2月上旬を稟議申請のタイムリミットとして年始早々から全国で調査を実施し、導入可否の検討と工事プランニングを行いました。年度末における事務局ビルの全館停電作業や室内作業に関する工事調整に合わせ、出荷部材の工事生産能力に応じた出荷先優先順位付け、重量機器の搬入・試運転におけるヒトとモノの移動計画など、煩雑なスケジュール調整を取りまとめ、短期間での工事完了を実現させました。工事完了後の2018年9月に北海道胆振東部地震が発生し北海道全域が停電。この蓄電池設備がスマホ充電やパソコン使用を可能にし、約1日半稼動した間に非常用発電機を手配するなど、災害復旧に向けた初動を速やかに対応できました。

住所/全国22都道府県   用途/事務所
建物規模/事務所ごとに異なる         
工事施工 2017年3月

 




全国に点在する22拠点の改修計画のタイムスケジュールを策定。
施工の部隊の移動時間から部材の納入スケジュール、調整・実施・検査までを詳細に組み立て、先方担当者からも賞賛されました。


施工段取りを踏まえた出荷部材と施工の優先順位付けを行いました。


現地調査を一斉に実施し、短期間でのプランニングを可能にしました。