大雨、地震…もしもの時は
大雨時の注意
台風や、ゲリラ豪雨などの大雨による被害を防ぐための準備が大切です。
機械式駐車場の下段の自動車はあらかじめ移動しておく
短時間に急激に雨が降った場合、地下ピット型の機械式駐車場では排水ポンプの能力が間に合わず下段の自動車が水没する危険性があります。台風などあらかじめ大雨が予想できる場合には、事前に自動車を移動しておくなど、各マンションで対応ルールを決めておくことが必要です。
バルコニーの排水溝のゴミを取り除いておく
バルコニーの排水溝が土や埃などで詰まっていると、強風で吹き込んだ雨が排水できず、バルコニーに溢れ、お部屋内に浸水してくる危険があります。普段から排水溝の掃除を行い、雨が予測できる場合には、改めて確認をしましょう。
マンション全体で土嚢などの準備をしておく
過去に浸水被害を経験した地域や場所のマンションでは、マンション全体で土嚢を用意するなどの準備が有効です。土嚢は市役所などで貸与してくれる場合もあるので、当社フロントマネージャー(管理員)もしくはマンション担当者(マンションプランナー)にご相談ください。
各住戸での備え
グラッときた場合の対応
コンロの近くにいたらすぐに離れる、頭を守る、避難経路の確保のためドアを開ける、などの対応を行います。バルコニーは避難路
バルコニーは避難経路の場合があります。バルコニーに避難ハッチや隣戸との隔て板がある住戸では、避難ハッチが下りてくるところや隔て板の前など、避難を妨げる物を置かないように特に注意する必要があります。水の確保
建物や設備に大きな被害がない場合でも、水道が止まると生活に支障が出ます。1日1人3Lの飲料水を最低3日分は備蓄しておきましょう。そのほかに生活用水も必要なため、常に浴槽に残り湯をためておくのもよいでしょう。災害発生時に水が配給される給水所や給水車が来る場所を行政のホームページなどで事前に把握しておきましょう。トイレなどの備え
大きな地震発生時には、トイレやそのほかの排水などをすぐに行うのは控えましょう。地震によって排水管が外れたり、壊れたりしていた場合、漏水被害に繋がる恐れがあります。個人用の簡易トイレを家族1週間分程度備蓄しておくと安心です。避難場所などの確認
避難場所や外出時の相互の連絡方法などを家族や身近なかたと共有しておきましょう。火災防止
地震の揺れがおさまったら、ガスの元栓を閉める、電気のブレーカーを落とす、水道の蛇口を全て閉める、などの対応を行います。特に洗濯機の水栓は日頃開いたままなので、閉じ忘れに注意しましょう。ガスの元栓や電気のブレーカーの位置を日頃から確かめておきましょう。避難する際も、上記の対応を必ず行い、窓や玄関の戸締まりを忘れないようにしましょう。慌てて避難を行い、戸締まりを忘れてしまうケースがあります。