ビル・ホテル商業施設の防災

ビルやホテル、複合商業施設は、社員やテナント従業員、お客様など多くの人が出入りします。万が一の事態が発生した際に、スムーズな避難誘導や帰宅困難者に対応できるように、防災計画の立案や定期的な防災訓練をサポート。より多くの命を守るため、日々の管理や訓練を通して防災力を強化します。

防災図上訓練

防災図上訓練とは、ロールプレイング型の机上訓練です。建物の図面や資料などを使って、災害のイメージを形成し、災害時に実施すべき事項を検証します。また、繰り返し実施することで、初期消火活動や避難誘導など災害対応能力が向上します。

防災図上訓練

訓練の目的と効果
■「失敗から学ぶため、失敗する訓練を」
防災図上訓練は、さまざまな仮想を通して、瞬時に判断し、実行手段を考える訓練です。当然、失敗が起こり、刻一刻と判断の適否も変化しますが、大切なのは間違いを繰り返さないことです。この訓練は、有事の際に失敗しないために、失敗を通して学んでいただく機会なのです。

■「想定外を、想定内に」
災害・事故対策を立てる上で、発災想定や被害想定は重要な要素です。地震であれば、震度や津波などが科学的にある程度解明され、それをもとに国や地方自治体で防災計画が策定されています。しかし、災害はたびたび想定を超えた場所や規模で起こり、今後もその可能性は十分に考えられます。私たちは「想定以上の災害、想定外の災害」に備え、「最悪を想定した最善の準備」として今すべきこと、できること、できないことをシミュレーションしておかなければなりません。

■「事前対策、予防措置の重要性」
自然災害をはじめ、火災やエレベーター事故などの非常時に、迅速で的確な判断と行動で被害を最小限にとどめるように努めています。さらに、この防災図上訓練のシミュレーションで予測される被害の事前対策、予防措置をご提案し、管理会社として安全安心な施設運営に寄与してまいります。

訓練の進め方
  • 1.進行管理者から災害の種類、規模、被害などの状況を参加者に提示します。
  • 2.状況は写真、映像などを用いて災害をイメージしやすくします。
  • 3.参加者は、提示された状況から優先事項を整備し、対策を指示します。
  • 4.進行管理者は、不確かな情報、間違った情報も提示し、故意に混乱を生じさせます。
  • 5.参加者は不確かな情報を見極め対応を判断します。
  • 6.進行管理者からの状況提示に対して参加者が判断し指示することを繰り返します。
  • 7.施した判断、対策、時間などを記録しておき、訓練終了後に検証します。
訓練の進め方

訓練実施例
■ホテル
ホテル支配人の防災研修会として、「東海・東南海・南海地震が連動して、マグニチュード9クラスの地震が発生した」という想定で実施。進行管理者からは建物被害、負傷者の発生状況を提示。参加者の方には宿泊者の安否確認、被害調査、負傷者の確認、救護所の設定、火災の未然防止策、浸水対策などを体験していただきました

  • 訓練実施例
  • 訓練実施例
  • 訓練実施例
ご参加者の感想
  • 今まで行ってきた実践訓練だけでなく、図上訓練も加えることにより、「現状把握と的確な判断」を身に付け、防災体制を構築します。
  • 混乱する状況の中では、たくさんの情報が入り、また変化していきます。何度も同じことを確認したり誤った判断を下すことを防ぐためには、情報の整理が重要だと体感しました。
  • 震災時に全スタッフがマニュアルを超えた対応ができるよう、今回の訓練をもとに勉強します。

防災訓練

ビルや大型ショッピングセンターで定期的に防災訓練を実施しています。社員やテナント従業員が参加し、避難経路や誘導方法の確認、初期消火活動やAED使用の練習などを行います。

  • 防災訓練
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東日本大震災 大和ハウスグループ「応急仮設住宅DASHプロジェクト」

東日本大震災の復興支援として、大和ハウスグループの建築系工事部門を中心に仮設住宅建設プロジェクトが設置されました。「プレハブ建築協会管理センター」を同協会から受託し、仙台市に設置。岩手・宮城・福島3県の応急仮設住宅の不具合や入居者様のお困りごとを各自治体・委託団体を通して伺い、これを各メーカーに報告して、補修などの対応をさせていただきました。レポートの集積と解析で問題点を明らかにし、今後の応急仮設住宅改善に役立てていきます。

DASHプロジェクトでは引き続き、東京湾北部地震発生を想定した机上訓練なども行っており、日頃から災害への対応力強化を目指し、活動しています。

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