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2023.06.16

近年増加している「豪雨」にどう備える?



日本では、梅雨前線の停滞や台風の接近等が原因となり、ゲリラ豪雨などの大雨が発生します。
さらに近年では、過去に豪雨による被害がなかった地域での被害も目立つようになりました。
普段から大雨に対する正しい認識を持ち、しっかりと備えておくことが大切です。

 
集中豪雨の覚えておくべき5つの特徴
1.梅雨期の終わり頃等、日本付近に前線が停滞しているときに集中豪雨になりやすい。
2.台風が日本へ接近しているときや上陸したとき、集中豪雨を伴うおそれがある。
3.日本では、1976年~2020年にかけて、1年間の内、1時間に50mm以上の雨が降る回数が増加している。
※気象庁では、1時間に50mm以上80mm未満の雨を「非常に激しい雨」、80mm以上の雨を「猛烈な雨」と表現している。
4.空が真っ暗になる、雷鳴や稲妻が起きるといった現象は、集中豪雨の前兆にあたる。
5.天気予報で「大気の状態が不安定」「天気の急変」「線状降水帯に関する情報」等の表現があるときは注意が必要。
https://www.ms-ins.com/special/bousai/taisaku/tips_03/
 (出典:三井住友海上 「知ろう・備えよう災害対策 -集中豪雨編-」)


大雨や冠水から身を守るための対策・行動
「土のう」の代わりに「水のう」を作って浸水を防ぐ
浸水の被害を防ぐにあたり土のうが使われることがありますが、ある程度の量の砂や土が必要なため、すぐに準備することが難しい場合があります。そこで、土のうの代わりに家庭にあるもので水のうを作ることができます。
家庭用のゴミ袋を2~3重にし、半分程度の水を入れて作ります。トイレや風呂場、浴槽、洗濯機の排水口等から水が噴き出る場合があるので、水のうを置いて逆流を防ぎましょう。また、土を入れたプランターなどをレジャーシートで巻き込み使用する方法もあります。
 
冠水時の道路に注意する
大雨の際、氾濫の危険性がある河川や用水路や、冠水する危険性のある地下道など地面より低い道には近づかないようにしましょう。
また、マンホールに勢いよく水が流れ込みふたが外れたあとで、泥水で道路が見えにくくなっている場合はマンホールに転落する危険があるため注意が必要です。
 
・市街地は内水氾濫にも注意する
内水氾濫というのは河川からの氾濫ではなく、下水路や排水路が短時間の大雨を処理しきれず、水があふれてしまうことを言います。
河川が近くにないマンションでも地域によっては起きる可能性があるので、大雨の警報などには注意を払う必要があります。
 
・車の冠水を防ぐ
自動車が冠水した場合、災害が原因であるため施設の所有者に賠償を求めるのは難しく、自身が加入している自動車保険の車両保険で保険金の請求を行います。地下駐車場など冠水の危険がある場所に駐車している方は、警報が出たら車を避難させるなどの対応をしたほうがよいでしょう。
マンションの場合、管理組合の指示を確認するなどして災害から身を守ってください。
また、冠水した道路や線路下のアンダーパス(※)に侵入した車が動かなくなったり、水圧でドアが開かなくなったりすることがあるため、そのような場所は車で通らないようにしましょう。
※交差する鉄道や道路などの下を通過するため、周辺の地面よりも低くなっている道路

 
「火災保険」で備える
上記の対策を行ったとしても被害を完全に防ぐことは難しいですが、そういうときの備えとなるのが火災保険の水災補償です(※冠水による車両故障については自動車保険のみ補償可能)
ご自宅に水災補償が必要かどうかは立地により異なり、お住まいの地域の水災リスクが高いか、マンションやアパートで居室が2階以上にあるかなどをチェックしましょう。
 
また、保険証券を見ても自分では補償内容がわかりづらいという方や、新たに火災保険に加入したい方、あるいは加入している火災保険に水災補償が付いておらず補償を追加したい方に、大和ライフネクスト インシュアランスエスコート部では、Next住まいの保険 『あんしんミチタリーナ』 をご用意しています。
保険証券の記載内容をメールもしくはFAXにてご提供いただいた方には、火災保険の補償内容のご説明や見直しのご提案を差し上げております。
ご希望の場合は、以下URLよりお申し込みをお願いいたします。
https://www.daiwalifenext.co.jp/hoken/contact/firesindan.html

 
まとめ
大雨や台風による甚大な被害は、毎年のように発生しています。
6月は梅雨があり1年で最も雨の多い時期となりますので、空模様に注意しておくことや冠水などの危険がある場所を避けるなど意識して行動することが必要です。
また、いざというときの備えとして火災保険の水災補償でカバーできるよう準備しておきましょう。

 
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