新着情報・セミナー情報

2022.04.06

資産形成教育が高校でスタート!


2022年度から高校の家庭科の授業で資産形成の教育がスタートします。
大人のみなさんは、これまで資産形成をきちんと学ぶ機会はありましたか。
「資産形成をやってみたいけどやり方が・・・」「友達は資産形成をやってるって言ってたけど・・」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は資産形成について考えてみたいと思います。
 
●2022年から始まる「資産形成教育」
日本は海外に比べて資産運用を行っている人が少ないといわれています。
家計金融資産の構成でみると、株式・投資信託等の割合は、アメリカの51%に対し、日本では14.3%しかありません。
その反対に、現金・預貯金の割合は、アメリカでは13.3%に対し、日本では54.3%。
欧米では、早くから金融教育がカリキュラムに入っているのに対し、日本では学ぶ機会がなかったことによる結果かもしれません。そのような中、2022年度から高校の新学習指導要領に「資産形成」が加わり、預貯金・民間保険・株式・債権・投資信託など基本的な金融知識について学ぶことになりました。
出典:資金循環の日米欧比較(日本銀行調査統計局/2021年8月20日)の記載
 
●資産形成とは?
資産形成とは、文字通り、将来必要となる資産を準備すること、です。
貯金も資産形成の1つの方法ですので、そういう点では既に資産形成を実施している方は大勢います。
しかしライフイベント(住宅購入資金・お子さんの教育資金・老後資金等)を十分考慮して取り組めている方はまだ少ないかもしれません。
特に最近では、老後資金について、公的年金だけでは思い描いたシニアライフを実現できない可能性があるといわれています。
そこで中長期的な視点を持ちながら、貯蓄や投資等自分に合った方法で、効率的に資産(お金)を殖やしていく、資産形成が必要になってきます。
 
●これから資産形成を始めるにはどうすれは?
何から始めたらいいのか全くわからないという方もいらっしゃると思います。
まず、「長期」「分散」「積立」は資産形成において重要なキーワードです。その中でも特に「長期」は複利の効果を得るためにも見落とせないポイントです。
また、効率的に資産を殖やす方法について、例えば式にすると、①貯蓄(殖やす計画)×②利率(必要なリスク)×③時間(かけられる時間)=利益 と表すことができます。
 
①現状を知って目標を立てる(貯蓄:殖やす計画):一年間の貯金残高の推移を把握し、教育や老後等の目的に向かって必要な資金に対する不足額を可視化する。
②運用方針を立てる(利率:必要なリスク):貯蓄と生活のバランスを勘案しながら、何%で運用したら期待する成果にたどり着けるか、そのための方法や商品は何かを検討する。
③すぐ始める(時間:かけられる時間):複利の効果を得るために時間を有効に使う。
 
高校での教育がスタートし、今後ますます必要性が高くなる資産形成。これを機に早速はじめの一歩を踏み出してみてはいかがですか。
 
大和ライフネクストでは、“お金のプロ“ファイナンシャルプランナーにお金の悩みを気軽に相談いただける新しいマッチングサービスを提供しています。ぜひともこの機会にご利用ください
【特典】
大和ライフネクストにて管理しているマンションの区分所有者の方は、
ファイナンシャルプランナーの相談料(通常15,000円/回)が3回目※まで無料です。
※同一住戸で3回までのご相談が対象です。