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2024.01.23

冬は火災に要注意!発生原因やその対策




厳しい寒さが続くことで、どのご家庭でも暖房器具を使用する機会が増え、さらに空気が乾燥することで冬は火災が発生しやすくなります。
総務省消防庁の消防統計(火災統計)によると、令和4年に発生した建物火災件数20,167件のうち12月の件数が最も多く、次いで1月、3月、2月と冬から春にかけて多くの火災が起きていることがわかります。
ここからは火災の特徴や原因、その対策を説明します。


火災の覚えておくべき5つの特徴
1.火災は、空気が乾燥しているときに起こりやすく、さらに風が強いと燃え広がりやすい。
2.プラグとコンセントの隙間のほこりや湿気が原因となり、出火することがある。
3.長年の使用によって劣化した電化製品が発熱・発火し、火災の原因になることもある。
4.発泡スチロールやウレタン等の断熱材、プラスチック製品が燃えたときは、木材に比べて多くの煙が発生する。
5.IHクッキングヒーターでも、加熱する力によって、少量の天ぷら油から火災につながる危険がある。
https://www.ms-ins.com/special/bousai/taisaku/tips_06/
(出典:三井住友海上 「知ろう・備えよう災害対策 -火災編-」)


火災の原因や発生時の対応
・火災の原因となるものを知り、火災が起きにくい環境にする
令和4年のデータを参考に、建物火災の出火原因を件数の多い順に見ると、「こんろ」2,713件(13.5%)、「たばこ」1,844件(9.1%)、「電気機器」1,499件(7.4%)、「配線器具」1,290件(6.4%)、「ストーブ」1,088件(5.4%)となっています。
(出典:東京消防庁 「令和5年版  火災の実態」)



また、原因を知るだけではなく、東京消防庁の「住宅防災の10の心得」に沿って、火災が起きにくい環境づくりを心がけましょう。

   <住宅防災10の心得>   
   1.調理中は、こんろから離れないようにしましょう。
   2.寝たばこは、絶対にやめましょう。
   3.ストーブの周りに、物を置かないようにしましょう。
   4.家の周りを整理整頓しましょう。
   5.ライターやマッチを子供の手の届く場所に置かないようにしましょう。
   6.コンセントの掃除を心掛けましょう。
   7.住宅用火災警報器をすべての居室・台所・階段に設置し、定期的な作動確認をしましょう。
   8.寝具類やエプロン・カーテンなどは、防災品にしましょう。
   9.万が一に備え、消火器を設置し使い方を覚えましょう。
   10.ご近所同士で声をかけあい火の用心に心掛けましょう。  


・火災が起きたときの行動
火災が起きたときは、まずは大きな声で周囲に火災を知らせ、消火や通報の協力を求めます。
消火器を取りに行き、安全ピンを抜き、ホースを火元に向けてレバーを強く握って噴射します。
危険と感じた場合は、炎が燃え広がる前に直ちに安全な場所に避難してください。
 

「火災保険」で備える
自分では防災を心がけていても、何かのきっかけに火災に巻き込まれてしまう可能性はゼロにはできません。そこで、いざというときの備えとなるのが火災保険です。
マンションご購入時、また賃貸のご契約時に多くの方が加入されていると思いますが、あらためて加入内容をチェックしておきましょう。
 
また、保険証券を見ても自分では補償内容がわかりづらいという方や、新たに火災保険に加入したい方に、大和ライフネクスト インシュアランスエスコート部では、Next住まいの保険 『あんしんミチタリーナ』 をご用意しています。
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https://www.daiwalifenext.co.jp/hoken/contact/firesindan.html
 

まとめ
年間を通して火災は発生しますが、特に冬は火の取り扱いでの不注意が大きな火災に繋がりやすい季節です。
こんろや電気機器、ストーブの使用時には十分に注意し、また万が一火災が発生した場合を考え、しっかり備えておくようにしましょう。
 

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